保育士等キャリアアップ研修教材 保健衛生・安全対策教材
事故防止や健康安全管理の
基礎から実践までを
網羅的に学べる
- 学習目安:
- 15時間
- レッスン数:
- 14レッスン
保育計画の作成・活用から
現場に即した
予防・対応まで
現場で活用できる
保健衛生・安全対策の
基礎がここに
子どもたちが保育所で安心・安全に、そして健やかに育つために身につけておくべき、保健衛生や安全対策の知識、技術を学ぶ講座です。2018年版「保育所における感染症対策ガイドライン」にも対応しています。
保育現場では、さまざまな病気や事故が起こっています。こうした危険から子どもたちを守るためには、現場の実態に即した事故防止や健康安全管理、安全な環境づくりが必要です。
本講座では適切な保育計画を作成し、それを活用できる力、また感染症や事故防止のためのガイドラインを深く理解するためのポイントについて学ぶことができます。また保育活動の中で遭遇する疾患や事故、災害への対応を詳細に紹介。日々の処置から救急救命措置に至るまで、保育所における保育保健の基礎を深く知ることができます。
保育所の保育保健は、家庭看護に生かされることも少なくありません。保育内外において子どもたちの健康を守る重要な知識と技術を身につけましょう。
保育の専門家による
わかりやすい講義
編者秋山千枝子(あきやま・ちえこ)
あきやま子どもクリニック院長。福岡大学医学部小児科、国立精神神経センター神経研究所、 緑成会整育園小児科などを経て、現職。厚生労働省社会保障審議会専門委員、日本小児保健協会監事、日本保育保健協議会理事、子どもの虐待防止センター アドバイザーなどを務める。主な著書に『育てにくさをもつ子どもたちのホームケア』(診断と治療社)、『新・基本保育シリーズ⑪子どもの保健』(中央法規出版)などがある。
カリキュラム
- はじめに
-
-
はじめに
-
- 第1章 保健計画の作成と活用
-
-
第1節 子どもの発育・発達の理解と保健計画の作成
保健計画の作成と活用/保健計画作成の手順/保健計画の内容/保健計画の種類/保健計画の作成/計画の実施/職員の協力体制/家庭との連携
-
第2節 保健活動の記録と評価
保健活動の記録と自己評価/保健計画や保健活動の各段階別の評価/マネジメントサイクル/客観的評価の一例としての身体発育評価/身体計測方法/発育評価
-
第3節 個別的な配慮を必要とする子どもへの対応
個別的な配慮の必要性/ぜんそく/アトピー性皮膚炎/糖尿病/脳性麻痺/医療的ケア児
-
まとめテスト
-
まとめレポート
-
- 第2章 事故防止および健康安全管理
-
-
第1節 事故防止および健康安全管理に関する組織的取組み
事故防止に向けて/健康管理への取組み
-
第2節 体調不良が発生した場合の対応
子どもの症状の見方と対処法/薬の投与と保管法は?
-
第3節 救急処置および心肺蘇生法の習得
わが国の救急医療の現状/傷害が発生したとき/心肺蘇生法/救急車の呼び方
-
第4節 災害への備えと危機管理
事前の危機管理/地震・津波への対策/火災時における対応/その他の自然災害における対応/事件発生時における対応
-
第5節 他職種との連携
チーム保育を推進するための基本的な考え方/他職種とその主な役割/保育士等と子どもの健康/保育士等と子どもの安全
-
まとめテスト
-
まとめレポート
-
- 第3章 保育所における感染症対策ガイドライン
-
-
第1節 保育所における感染症対策ガイドラインの理解
感染症とその三大要因/保育所における感染症対策/感染症に対する主な対策/衛生管理
-
第2節 保育所における感染症の対策と登園時の対応
感染症の疑いのある子どもへの対応/感染症発生時の対応/罹患後における登園時の対応/感染症対策の実施体制と子どもの健康支援/登園基準/保育所における主な感染症とその対策
-
まとめテスト
-
まとめレポート
-
- 第4章 血液を介して感染する病気を防止するための理解と実践
-
-
第1節 血液を介して感染する病気およびその防止
子どもたちの遊びや生活において/血液についての知識/ガイドラインの理解/保育所、職員の衛生管理
-
第2節 B型肝炎の理解と感染防止
B型肝炎の理解/保育所でのB型肝炎感染防止対策/B型肝炎感染予防策としてのワクチンの役割/B型肝炎母子感染防止事業/B型肝炎ワクチンの定期接種/定期以外の任意接種としてのB型肝炎ワクチン/血液・体液を介する感染のまとめ
-
まとめテスト
-
まとめレポート
-
- 第5章 教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン
-
-
第1節 教育・保育施設等における事故防止ガイドラインの理解
教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドラインとは/ガイドラインの概要/安全な教育・保育環境を確保するための考え方/事故予防の考え方
-
第2節 安全な環境づくりと安全の確認方法
特に重大事故が発生しやすい場面/睡眠中の窒息/プール活動・水遊び中の溺水/睡眠中、プール活動以外の重大事故が発生しやすい場面
-
まとめテスト
-
まとめレポート
-
- おわりに
-
-
おわりに
-
こんな方におすすめ
- 保健衛生や安全対策についてより深く学びたい人
- 他園の事故防止策や保健計画について知りたい人
- 保健計画の作成と活用、事故防止及び健康安全管理、各種ガイドラインについて深く学びたい人
- 学習時間がなかなか取れない人
- 移動中など好きな時間を有効活用したい人
- 短時間で必要なことだけを学びたい人
詳細
- 対象者
- ・保健衛生や安全対策に関する知識を深め、実践できる力を身につけたい方
・2018年版「保育所における感染症対策ガイドライン」についてしっかり理解したい方
・保育時の事故防止や事故発生時の対応について知識を深め、実践できる力を身につけたい方
※本教材は保育士等キャリアアップ研修にも対応していますが、社内研修や派遣社員研修にも利用できます。 - 学習目標
- ・保健衛生に関する理解を深め、保健計画の作成と活用を適切に行える力を養う
・安全対策に関する理解を深め、適切な対策を講じることができる力を養う
・他の保育士等に保健衛生·安全対策に関する適切な助言及び指導ができるよう、実践的な能力を身につける - ダウンロードテキスト
- なし
- 動作環境
- 動作環境については下記リンクをご確認ください。
- レッスン数
- 14レッスン
- 標準学習時間
- 15時間