保育士等キャリアアップ研修教材「CareRaku(キャリラク)」

保育士等キャリアアップ研修教材 幼児教育教材

今求められる幼児教育に必要な
知識や資質、能力が養える

学習目安:
15時間
レッスン数:
15レッスン

幼児教育の基礎から
小学校への接続まで
今必要な
「幼児教育者の
資質・能力」がわかる

近年大きく変化する幼児教育。その意義や環境、保育内容や指導計画、小学校への接続などについての学びを深め、幼児教育者としての資質を高めるための講座です。

平成31年度の保育所保育指針改定では、「子どもに何を体験させるのか」だけでなく、どのような資質・能力を育てるのかについても規定されています。これまでと違った視点が加わったことで対応していくべきなのか、戸惑っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本講座では、改定後の指針を踏まえた上で、幼児教育に携わる保育士等の皆さんが知っておくべきことや、現場でどのような資質・能力が必要になるのかを、5つの章にわけて学んでいきます。

保育指針以外にも、幼保連携型認定こども園教育・保育要領に新しく追加された「育みたい資質・能力」についての考え方や、幼児教育の指導計画および記録と評価、また保育所児童保育要録の書き方についても触れています。幼児教育を改めて振り返り、その資質を高めましょう。

監修者からのメッセージ

教材の一部をご紹介

eラーニング教材

テキスト

※上の画像をクリックするとサンプルページを閲覧できます

保育の専門家による
わかりやすい講義

編者神長美津子(かみなが・みつこ)

國學院大學名誉教授・大阪総合保育大学特任教授。文部科学省幼児教育課教科調査官(入省当時文部省)、国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官、東京成徳大学教授、國學院大學教授を経て現職。主な著書に『幼稚園、保育所、認定こども園対応 子どもの育ちが見える「要録」作成のポイント』(中央法規出版)、『魅力的で特色ある園をめざして よくわかるカリキュラム・マネジメントの進め方』(フレーベル館)、『3・4・5歳児のごっこ遊び 』(監修・編著、ひかりのくに)などがある。

編者清水益治(しみず・ますはる)

帝塚山大学教授。大阪樟蔭女子大学助教授、神戸女子大学准教授を経て現職。主な著書に『新・基本保育シリーズ⑩ 子どもの理解と援助 』(中央法規出版)、『幼稚園教諭・保育所保育士・認定こども園保育教諭 保育者のための自己評価チェックリスト 保育者の専門性の向上と園内研修の充実のために 2017(平成29)年告示対応改訂版』(萌文書林)、『21世紀の学びを創る 学習開発学の展開』(北大路書房)などがある。

カリキュラム

はじめに
  • はじめに

第1章 幼児教育の意義
  • 第1節 幼児教育の役割と機能

    幼児教育とは/幼児教育の役割/幼児教育の機能/幼児教育のあり方・考え方

  • 第2節 幼児教育の現状と課題

    日本の幼児教育の現状と課題/各保育所に期待される対策/保育所が行う遊びを通した総合的な指導を保護者に説明する方法/児童福祉と幼児教育/幼児教育の未来

  • まとめテスト

  • まとめレポート

第2章 幼児教育の環境
  • 第1節 幼児期にふさわしい生活─環境を通した保育

    環境を通して行う保育/環境とかかわりながら育つ幼児/保育の目標と環境を通して行う保育/保育の方法と環境を通して行う保育/基本原則としての保育の環境

  • 第2節 遊びを通しての総合的な指導

    遊びを通して行う保育の基本/遊びを通しての総合的な指導/遊びのなかでの学びと保育士等の役割

  • 第3節 一人ひとりの発達の特性に応じた指導

    一人ひとりの子どもの理解とそれに応じた指導/個と集団の育ちや学びにつながる環境づくり

  • 第4節 環境の構成

    計画的な環境構成の方法/環境構成と他職種、家庭や地域との連携/環境評価の方法/環境評価のツール/一人ひとりの発達を保障する環境の構成

  • まとめテスト

  • まとめレポート

第3章 幼児の発達に応じた保育内容
  • 第1節 保育所保育指針にみる幼児教育

    3歳以上児についての幼児教育の共通化/「ねらい及び内容」の連続性について/養護および教育を一体的に行う保育について/それぞれの職務内容に応じた専門性から「養護」をとらえること

  • 第2節 資質・能力を育むための保育内容

    ねらいと内容、内容の取扱いについて/「資質・能力」と「内容」との関連性について/「資質・能力」は、保育の積み重ねのなかで育まれる

  • 第3節 個々の子どもの発達に応じた保育内容

    一人ひとりの子どもを育てる視点について/「〇歳頃、〇〇ができるようになる」について/個と集団の交わりについての事例(5歳児の砂場遊び)/一人ひとりの子どものよさを見出すこと

  • まとめテスト

  • まとめレポート

第4章 幼児教育の指導計画、記録および評価
  • 第1節 全体的な計画に基づく指導計画の作成

    全体的な計画とは/指導計画

  • 第2節 保育を通しての記録と評価

    保育に活かす記録/記録から評価へ─保育の質の向上につなげる

  • 第3節 計画、記録、評価の実際

    指導計画の立案/保育の記録─振り返りの資料として

  • まとめテスト

  • まとめレポート

第5章 小学校との接続
  • 第1節 小学校との円滑な接続

    「小学校との連携」の目的と内容/幼児教育と小学校教育との段差と接続/小学校教育との円滑な接続

  • 第2節 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」とスタート・カリキュラム

    幼児期の終わりまでに育ってほしい姿の10項目/小学校入学期のスタートカリキュラム/「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」とスタートカリキュラムの編成

  • 第3節 保育所児童保育要録

    保育所児童保育要録は、次の指導者に送るメッセージ/日常的な交流や話し合いを重ねる/保育所児童保育要録の記入方法

  • まとめテスト

  • まとめレポート

おわりに
  • おわりに

こんな方におすすめ

  • 幼児教育についてより深く学びたい人
  • 幼児教育の指導計画や記録、評価について参考になる書き方を知りたい人
  • 小学校への接続や保育所児童保育要録の書き方に悩んでいる人
  • 学習時間がなかなか取れない人
  • 移動中など好きな時間を有効活用したい人
  • 短時間で必要なことだけを学びたい人

詳細

対象者
・幼児教育に課題意識を持っている方
・幼児と関わる時間が長い方
・他園や他の保育士の事例を知ることでより良い支援方法を見出したいと考えている方
※本教材は保育士等キャリアアップ研修にも対応していますが、社内研修や派遣社員研修にも利用できます。
学習目標
・幼児教育の役割や機能、現状や課題について理解を深める
・保育所が行う遊びを通した総合的な指導を保護者に説明することができる
・幼児期にふさわしい生活や一人ひとりの発達に応じた指導や環境構成が行える
・保育所保育指針に則った、子どもの資質・能力を育むための保育が展開できる
・能力を育むための保育が展開できる
・全体的な計画に基づく指導計画の作成や記録、評価ができる
・「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を踏まえた保育所児童保育要録を作成できる
・小学校への接続を円滑に行える
ダウンロードテキスト
なし
動作環境
動作環境については下記リンクをご確認ください。

CareRaku動作環境

レッスン数
15レッスン
標準学習時間
15時間