副主任保育士とは?役割・要件と保育士等キャリアアップ研修の関係
- 2025.11.13
- 保育士等キャリアアップ研修
保育現場でのリーダー的存在として活躍する「副主任保育士」。
副主任保育士は、保育士としての経験や知識だけでなく、現場をまとめるリーダーシップも求められる重要な役割です。
副主任として任命されるには経験や能力が求められ、保育士等キャリアアップ研修を受講・修了することで、専門性やマネジメントの知識を身につけられるだけでなく、処遇改善加算Ⅱの支給対象となる条件を満たすことにもつながります。
本記事では、副主任保育士の役割や求められる能力、研修との関係について詳しく解説します。
副主任保育士とは
副主任保育士とは、園の主任保育士を補佐し、保育現場を円滑に運営する役割を持つ保育士です。
「現場のまとめ役」として位置づけられており、主任保育士と現場の橋渡し役として重要な存在とされています。
副主任保育士の役割
副主任保育士には、主任保育士を補佐しながら、現場全体を円滑に運営していくための幅広い役割が求められます。
単なる保育業務にとどまらず、チーム全体や園全体の保育を見渡す広い視野を持つことが重要です。
- 主任保育士の補佐
主任保育士を支え、日常業務や園全体の運営を円滑に進めるサポートを担います。 - 調整役としての橋渡し
クラスやチーム間の連携を図り、現場と園長や主任保育士といった管理層をつなぐ存在としての役割を担います。 - 園全体の質向上への貢献
自分の担当業務にとどまらず、園全体を見渡して保育の質向上や業務改善に取り組みます。
なお、具体的な仕事内容や求められる能力は保育施設によって異なる場合があります。
保育士等キャリアアップ研修と副主任保育士の関係
副主任保育士の任命は、園の判断によって行うことができます。
そのため、任命にあたって必ずしも一定の経験年数や研修修了が法律で義務づけられているわけではありません。
ただし、「処遇改善加算Ⅱ」を申請し、副主任保育士を加算対象とする場合には、次のような要件が設けられています。
- 経験年数:概ね7年以上の経験
- 役職:副主任保育士の役職が発令されていること
- 研修修了:保育士等キャリアアップ研修の「マネジメント研修」に加え、3分野以上の専門研修を修了
このように、園内で副主任保育士として任命すること自体は自由ですが、処遇改善加算Ⅱの対象者としてカウントするには、上記要件を満たす必要があります。
また、副主任保育士は「マネジメント」の研修が必須となっていることから、日々の実務経験に加え、研修を通じてマネジメント力や専門性を高めていることが、副主任保育士の役割を担う上で重視されていることがわかります。
研修要件について
国の方針として、副主任保育士は令和8年度には研修要件が完全実施される予定であります。
つまり、令和8年度までには、副主任保育士の要件として「マネジメント」を含む3分野以上の専門研修を修了する必要があります。
そのため、早めに保育士等キャリアアップ研修を受講し、必要な分野を修了しておくことは、今後の副主任保育士としての任命や処遇改善加算Ⅱの活用において非常に重要です。
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保育士等キャリアアップ研修は、処遇改善加算Ⅱの対象になるためだけでなく、副主任保育士として必要なマネジメント力や専門性を身につける機会でもあります。
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